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こんにちは、小林節子です~2005年1月
こんにちは、小林節子です。

あけましておめでとうございます!
皆様、お元気で新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
世界も、日本も、我が家もめくるめく師走を通り抜け、
今生きている実感をかみしめている、と申し上げたら、
オーバーだと笑われてしまうでしょうか?




2004年師走、引越しと伊勢神宮深夜の月次祭参加、そして
リングリンクホール忘年会。3大イベントをすませ、ぼーとしております。

友人は「引越しが趣味なのでは?」とあきれて手紙をくれましたが、
とんでもない。
老親介護の問題で、原村着地がしばし延期となり、また都内を移動。
思い出すに、ここ12年ほどの間に、4回目の移動となりました。
少しづつ、原村に近づいてはおりますが、「失業中でなければ、こんなこと
やっていられない」の心境です。

嬉しいことは、物がどんどん整理できることでしょうか。
父母の荷物は、ついに、ご仏壇、ベッド、衣類、下着。
親不孝娘のお陰で、物欲ゼロの境地に達した感があります。
それに比べ、私はまだまだ、、、4トントラックでの移動になり、次回はと、、、
2トントラックぐらいに収まるでしょうか? 楽しみです。

さて、師走の伊勢神宮参拝。
知り合いが、平成25年の遷宮準備のため、
公式映像記録プロデューサーに選ばれ、
彼のお陰で12月の大変重要な月次祭に参加できることに。

参加した祭事は、
 ・御卜の行事(ミウラと読みます)
    神事に参加する資格があるかどうか神官が参加し名前を呼ばれます。
    口笛をならし、琴板を打ち、神意をうかがう行事。
 ・御餞祭(ミケサイ、食の右は巽ですが)
    日本国の平安と国民の安泰を祈る祭。神様に食べものを供える。
 ・奉幣の儀
    天皇陛下からの幣帛(絹や綿の織物)を備える儀式。

夜の10時、しんしんと冷える暗闇のなか、光は松明のみ。
聞こえる音は、玉砂利を踏みしめる音、雅楽の調べ、炎の燃えるかすかな気配、
老杉の茂る暗闇に星がふりそそぎ、、、
神官たちのやわらかな白のお召し物が、美しく蝶のように舞い、、、
ここでは、1300年も同じことが同じように毎日くりかえされている事実に、
時と寒さを忘れて酔いしれました。

何故今年、伊勢神宮に呼ばれて行ってしまったのだろうと、
思い続けていた疑問が翌日明らかになりました。
といいますのは、我が家は仏教、娘時代は教会の聖歌隊少女をつとめた私に、
お伊勢さまとのご縁が見つからないんですね。

翌日、赤福の茶屋へと、街をぶらぶらしていましたら、街はお正月準備。
どの店でも正月用お飾りが売られ、「あっ!!!!!」
そうなんです。メルマガを昨年からお読みの方はお気づきですね。
リングリンクホールを飾った昨年のお飾りは、
木札に「笑門」とかかれた伊勢のもの!

東京青山に奥村土牛画伯のご子息が開いていらっしゃる
べにや」さんというすてきな民藝屋さんがあります。
ここでは師走に日本全国の〆飾りを売っているのですが、
昨年私はどこのものとも考えず、「笑門」が気に入って、
ここに永六輔さんにサインを入れていただき、扉に飾ったのです!

このお話、信じていただけます? 無理でしょうね。
ただ直感で「あーそういうことだったの?」という思いが強く、
そんな偶然性を楽しめる自分にも感動して、嬉しい旅となりました。

「旅」といえば、今年の初仕事はテレビ界の老舗中の老舗、
遠くへ行きたい」のロケで河口湖にまいります。
放送は2月半ばか後半ですが、是非ご覧ください。
「小林さん、仕事をしないで、旅を楽しんでくださいね」が、
ご一緒のディレクターの第一声。楽しみでわくわくしています。

リングリンクホールの忘年会は急なことで、
お声を皆さんにかけられず、20数名の会になりましたが、
お陰さまで、ゆっくりと今年の抱負など語りながらの会になりました。

都内に住むとはいえ、原村にいる時間が前より長くなりそうで、
ホールもイベントだけではなくご一緒に「学びの場」にも活用したく、
夢を除除に実現させていかれれば幸いです。
どうぞ、さらに皆様のお力を、知恵をお貸しくださいませ。

2005年が、皆さまにとりまして、輝く年、思い出多き年となりますように、、、
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                             小林 節子
by rin-no-sha | 2005-01-01 12:00 | 節子の部屋
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