■藤村俊介チェロ演奏会のご報告
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2006年6月24日(土)。このところ梅雨空続きだった原村に、信じられないような青空が広がりました。八ヶ岳も久しぶりに顔を見せています。今日は“リングリンクホール6月のイベント”「藤村俊介チェロ演奏会」の当日。朝から気持ちのいい日です。ホールには開場時間のずっと前から、もうお客様が駆けつけてくださいました。



b0029087_1543852.jpgところが、東京方面から当日かけつけるはずのスタッフの一人がなかなかやってきません。携帯に電話しても出ないところを見ると、中央道を運転しているのだろうとは思っていましたが、ちょっと心配。ホールでは、すでに藤村さんと共演するカーシャさんがチェロを練習する音が響いてきます。



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お昼前、心配していたスタッフがやっと到着。聞けば、道が異常なほどの渋滞だとか。久しぶりの上天気の週末に、みなさん遠出を思い立ったのでしょうか。スタッフの来たコースは鎌倉からおいでになる藤村さんとほとんど同じコースなので、これはきっと藤村さんも渋滞に巻き込まれているに違いない・・・思っていると電話。案の定大渋滞に巻き込まれ、やっと双葉までたどり着いたとのこと。開演には間に合いそうと、一同ホッと一安心です。

b0029087_1592285.jpg1時過ぎ、藤村さんの車が到着。ピアノ伴奏をなさる奥様、それに二人のお子さんもご一緒です。一年で大きく成長されたお子さんたちにビックリ! 時の経つのはほんとうに早いものですね。藤村さんは、休む間もなく、奥様やカーシャさんと音合わせ。チェロの素晴らしい音色がホールに響きわたります。

実は、藤村さんは昨23日に韓国から帰国されたばかり。明日は東京でN響のコンサートがあるという多忙な中の貴重な一日を、わざわざ原村まで遠出してくださいました。でも、少しもお疲れの様子もなく、いつものような素晴らしいチェロの音色がホールに溢れます。

b0029087_15101363.jpgあわただしい練習でしたが、1時半過ぎに切り上げて、ホール開場。30人ほどのお客様が駆けつけてくださいました。中には、成田から日帰りでわざわざこの演奏会だけのために原村まで駆けつけてくれたという藤村さんの大ファンも。もちろん、明日のN響のコンサートにもいらっしゃると言います。

いつものように小林節子がご挨拶に立ってトークショー。2階でカーシャさんと最後の音合わせに余念がない藤村さんに合わせて、開演時間を10分ほど遅らせて、2時10分、いよいよ演奏会がスタートしました。ピンク色のシャツというカジュアルな姿で登場の藤村さん。軽妙なおしゃべりを交えながら、演奏を続けました。

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今日の演奏曲目は下記の通りです。

 ハイドン ディベルティメント Adajio
                   Menuetto
                   Allegro molto
 バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番
 バッハ  G線上のアリア
 バッハ  アヴェ・マリア

b0029087_15171811.jpgここで、本日のスペシャルゲスト・カーシャさんの登場です。カーシャさんはアメリカ人で英語教師として原村の近くの高根町で勤務していらっしゃいます。チェロ演奏の腕前は特筆物。小林節子の提案で、藤村さんとの共演が実現しました。曲目は・・・

 バリエール 2つのチェロのためのソナタ

b0029087_1518678.jpg始まる前は、ずいぶん緊張しているようだったカーシャさんですが、演奏が始まると堂々たる演奏ぶり。ふたりの素晴らしい演奏に場内は大きな拍手に包まれました。

そして最後は、藤村さんが最近リリースしたCDにも収めて、大いに感激したというスペインの歌曲「ファリャ」。それぞれについている歌詞の内容を軽妙なおしゃべりで紹介しながら演奏をご披露していきます。

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6曲のファリャを演奏したところで演奏会は終わりましたが、大きな拍手にアンコール。「白鳥」の演奏で、午後3時半に幕を閉じました。

b0029087_15192494.jpg演奏会が終わった後は、ホールでベルギーのコーヒーとクッキーを販売。藤村さんも交えて、みなさんと語らいのひとときが持たれました。大人気は、藤村さんが最近発表したCD「バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ」チェロとギターのための作品集。これは藤村さんがベルギーを代表するギタリストのイヴ・ストルムズと組んでレコーディングしたチェロとギターという異色の音楽。コンサートのおしゃべりでも藤村さんがおっしゃっていましたが、失礼ながら一段低く見ていたギターという楽器の素晴らしさに打たれたというほど素晴らしいCDに仕上がっています。藤村さんは、CDを買ってくださった方一人一人とお話しながら、サインをしていました。

b0029087_1520216.jpg「リングリンクホールで弾くだけで、ほんとうに気持ちがいいんです。また弾かせてください」

藤村さんは、私たちスタッフに嬉しいことばを残して去っていかれました。また来年もお会いできるのを楽しみにしています。いつもながら、ほんとうに素敵な一日になりました。なお、「おしゃべりラジオ」でも、小林節子がこの演奏会についてお話しています。ぜひお聞きください。

CD「バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ」チェロとギターのための作品集
b0029087_17134330.jpg(1)ヴィラ=ロボス:アリア(ブラジル風バッハ第5番)
(2)J.S.バッハ:G線上のアリア
(3)J.S.バッハ:アダージョ
(4)J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア&J.S.バッハ:パストラーレ
(5)ファリャ:スペイン民謡舞曲
(6)クラフト:ディヴェルティメント
(7)ニャタリ:ソナタ

 藤村俊介(チェロ)
 イヴ・ストルムズ(ギター)
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by rin-no-sha | 2006-06-25 17:02 | イベント報告
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